婚活アプリのヤリモクを見抜く11のチェックリスト｜プロフィール・メッセージ・デートでの見分け方

「真剣に結婚相手を探しているのに、ヤリモク（体目的）の男性に出会ってしまったら…」

そんな想像をするだけで、腹立たしい気持ちと同時に、怖いと感じてしまいますよね。

真剣な気持ちで婚活をしている女性にとって、遊び目的の男性の存在は、貴重な時間を奪い、心を深く傷つける許しがたいものです。

しかし、安心してください。ヤリモクの男性には、必ず共通の「行動パターン」や「口癖」が存在します。

それを知っているだけで、危険な男性を事前に見抜き、自分自身をしっかりと守ることができるのです。

この記事では、騙されずに最短ルートで素敵なパートナーと出会うために、プロフィールからメッセージ、初デートに至るまで、各段階でヤリモクを確実に見分けるための合計11のチェックリストを徹底解説します。

もう、不誠実な相手にあなたの貴重な時間を費やすのは終わりにしましょう。

なぜ婚活アプリにヤリモクがいるのか？2つの理由

本題に入る前に、多くの女性が抱く素朴な疑問について考えてみましょう。

「ここは真剣な出会いの場のはずなのに、どうして体目的の男性がいるんだろう？」

わざわざ婚活アプリを選ばなくても…と思ってしまいます。

でも実は、彼らにとっては婚活アプリこそが、非常に効率の良い「狙い目」の場所になってしまっている悲しい現実があるのです。

その背景には、大きく分けて2つの理由があります。

理由① 真剣な女性が多いからこそ、騙しやすい

まず一番の理由は、「結婚したい」という真剣な気持ちを持つ女性が多いからこそ、その純粋な気持ちを逆手にとって「僕も真剣だよ」と偽ることで、警戒心を解きやすいと考えているからです。

考えてみてください。あなたが婚活アプリを使う時、「ここにいる男性は、みんな結婚を考えている真面目な人のはず」という、ある種の信頼感や安心感を前提にしていませんか？

ヤリモク男性は、まさにその「安心感」を狙っています。

彼らは、婚活という真面目な雰囲気をカモフラージュに使い、「僕も誠実なパートナーを探しに来ました」という羊の皮をかぶって近づいてきます。

気軽な出会いを目的としたアプリでは、女性側も「この人も遊びかも」と最初からガードを固めています。

でも、婚活アプリではそのガードが少しだけ緩みがち。その心の隙間に、彼らは巧みに入り込んでくるのです。

真剣な女性が集まる場所は、彼らにとって「自分を信じてもらいやすい、絶好の狩場」というわけです。

理由② 「女性無料」のアプリが多く、簡単に入れてしまうから

そしてもう一つの理由は、多くのマッチングアプリは女性無料のため、男性側も「とりあえず登録すれば、たくさんの女性と出会える」と安易な気持ちで始められるからです。

結婚相談所のように、男女ともに入会金や高い月会費が必要な場所であれば、遊び目的の人はまず入ってきません。

コストに見合わないからです。

しかし、アプリなら男性は月々たった数千円。

その金額で、結婚を真剣に考えている多くの女性にアプローチできるのですから、彼らにとっては「コストパフォーマンスが最高の遊び場」に見えてしまいます。

この気軽さが、残念ながら遊び目的の男性を引き寄せやすい大きな一因となっています。

真剣度が低い男性でも簡単に入れてしまうため、「数撃てば当たるかも」という感覚で、たくさんの女性にアプローチし、その中から騙せそうな相手を探しているのです。

【登録前に見抜け！】ヤリモクにありがちなプロフィールの特徴4選

さて、ここからが本番です。

ヤリモク男性をあなたの婚活の世界に入れないための、最初の、そして最も重要な防衛ラインが「プロフィール」の見極めです。

彼らは巧妙に誠実さを装っているつもりでも、その本性は必ずプロフィールに滲み出ています。

これからお伝えする4つの危険信号は、彼らが無意識のうちに発している「僕はヤリモクです」というサインのようなもの。

このサインを読み解くスキルを身につければ、無駄な「いいね」やマッチングを劇的に減らすことができますよ。

プロフィール写真が「自分」より「モノ」主体

まず、一番わかりやすいのが写真です。

誠実な男性は「自分という人間」を知ってほしくて、写真を選びます。

一方でヤリモク男性は、あなたを惹きつけるための「エサ」として写真を使います。

【具体的なNG写真の例】

ブランド品や高級車の見せびらかし

ハンドルのエンブレムがわざとらしく写ったドライブ写真、腕に巻かれた高級腕時計のアップ、高級レストランでのシャンパンタワー…。

これらは「俺はこんなにお金を持っている（だから、ついてくれば良い思いをさせてあげるよ）」という、非常に短絡的なアピールです。

彼らは、あなたの中身ではなく、あなたの欲望に訴えかけようとしています。

なぜか顔を隠しがち

サングラスで目元を隠していたり、横顔や後ろ姿だったり、やたらと引きで撮っていて顔がよくわからなかったり。

なぜ、婚活の場で顔をはっきりと見せないのでしょうか？理由は「身バレしたくないから」です。

その裏には、既婚者だったり、本命の彼女がいたりする可能性が隠れています。誠実な男性なら、あなたに安心してもらうために、親しみやすい笑顔の写真を堂々と載せるはずです。

過度な筋肉アピール

ジムでタンクトップ姿の自撮りなど、やたらと肉体を強調する写真も少し注意が必要です。

もちろん、体を鍛えていること自体は素晴らしいのですが、それが一番のアピールポイントになっている場合、彼がアピールしたいのが「男としての性的な魅力」に偏っている可能性があります。

誠実な男性の写真はここが違う！

本気でパートナーを探している男性の写真は、「清潔感」と「親しみやすさ」がキーワード。

友人に撮ってもらったような自然な笑顔の写真や、趣味（例えば、ペットと一緒、カフェ巡り、旅行先での一枚など）が伝わる写真で、「自分はこんな人間ですよ」と人柄を伝えようとしてくれます。

彼らはライフスタイルを売りにするのではなく、あなたに安心感を与えようとしてくれるのです。

自己紹介文が極端に短い or 定型文

写真は第一印象、そして自己紹介文は、あなたへの「はじめましてのお手紙」です。

このお手紙に、どれだけ心を込めているかで、その人の真剣度は手に取るようにわかります。

【具体的なNG自己紹介文の例】

一行だけのやる気なしタイプ

「よろしくお願いします。」

「気軽に絡んでください。」

これでは、あなたがどんなにプロフィールを読み込んでも、彼がどんな人物なのか全く伝わりません。

お手紙で言えば、白紙で送ってくるようなものです。

誰にでも言える定型文タイプ

「楽しいことが好きです。フィーリングが合う人と出会いたいです。」

楽しくないことが好きな人はいませんよね？これは、何も言っていないのと同じです。

彼らは、あなた個人に興味があるのではなく、「誰でもいいから、都合の良い相手」を探しているため、当たり障りのない言葉しか書けないのです。

下心まる見えタイプ

「飲み友達募集中！」

「寂しがり屋なので癒してください」

これはもう、ヤリモク側からの「答え」と言ってもいいでしょう。

「婚活」の場であるにも関わらず、「飲み」「癒し」といった刹那的な関係を求める言葉を平気で書ける時点で、誠実さは皆無です。

誠実な男性の自己紹介文はここが違う！

真剣な男性は、この自己紹介文を、あなたとの会話の「きっかけ」にしようと一生懸命書いてくれます。

仕事のこと（自慢にならない程度に）、休日の過ごし方、趣味、そして「将来どんな関係を築きたいか」といった、未来の話が具体的に書かれています。

読みやすいように改行を使ったり、丁寧な言葉を選んだり、あなたに誠意を伝えようとする努力が必ず感じられるはずです。

「結婚に対する意思」の項目が曖昧

婚活アプリには、必ずと言っていいほど「結婚に対する意思」を選択する項目があります。

これは、いわば運営側からの「あなたは本気ですか？」という踏み絵のようなもの。ヤリモク男性は、ここで巧妙に嘘をつきます。

具体的なNG選択肢

「良い人がいれば」「まずは友達から」「まだわからない」

これらの選択肢は、彼らにとって最高の「逃げ道」です。

もしあなたが後から「結婚する気じゃなかったの？」と問い詰めても、「いや、僕は“良い人がいれば”って言ったよね？」と言い訳ができてしまう。

本気で婚活しているフリをしながら、責任からは逃れられる、非常にずる賢い選択です。

誠実な男性の選択はここが違う！

本気で婚活をしている男性は、自分の人生設計について真剣に考えています。

だからこそ、「2〜3年のうちに」「すぐにでも」といった、具体的な意思表示をすることを恐れません。

それは、あなたに対して誠実でありたい、そして自分の貴重な時間も、あなたの貴重な時間も無駄にしたくない、という気持ちの表れなのです。

「会うまでの希望」が「すぐに会いたい」

心の距離と体の距離。誠実な人は、まず心の距離を縮めようとしますが、ヤリモクは体の距離を縮めることしか考えていません。

その思考は、この項目にハッキリと現れます。

【具体的なNG選択肢】

「すぐにでも会いたい」

なぜ彼らはそんなに急ぐのでしょうか？それは、メッセージのやり取りを「面倒な作業」としか思っていないからです。

あなたの人柄や価値観を知るための大切なコミュニケーションをすっ飛ばし、手っ取り早く会って、自分の目的が達成できる相手かどうかを判断したい。

ダメならすぐに次へ行きたい。

その焦りが、「すぐに会いたい」という選択に繋がっているのです。

誠実な男性の選択はここが違う！

真剣な男性は、あなたに安心して会ってほしいと思っています。

だからこそ、「メッセージを重ねてから」を選び、お互いのことを少しでも理解し、信頼関係が芽生えてから会う、という丁寧なステップを大切にします。

彼にとってメッセージは、面倒な作業ではなく、あなたを知るための貴重で楽しい時間なのです。

【やり取りで本性を暴く！】メッセージ段階での見分け方5選

マッチング後のコミュニケーションで、相手の本性を見抜きましょう。ここが最も重要なポイントです。

プロフィールという最初の関門を突破してきた相手。しかし、ここからが本番です。

メッセージのやり取りは、いわば相手の「本性」がだだ漏れになるステージ。

どんなに着飾ったプロフィールでも、コミュニケーションの端々に、その人の本質は隠しようもなく現れるものです。

ヤリモク男性は、あなたを落とすための「型」や「テクニック」を持っています。

しかし、その手口は驚くほどワンパターン。これからお伝えする5つの危険信号を知っておけば、彼らの甘い言葉や巧みな誘導に惑わされることなく、その本性を冷静に見抜くことができます。

あなたの心を、そして時間を守るために、一つひとつ見ていきましょう。

マッチング後、すぐにLINEを交換したがる

これは、ヤリモク男性が仕掛けてくる最初の「罠」であり、最もわかりやすいサインの一つです。

彼らが使う決まり文句

• 「アプリだと通知に気づかなくて…LINEのほうがスムーズにやり取りできないかな？」
• 「もっと気軽に話したいから、よかったらLINE交換しない？」
• 「このアプリ、もうすぐ退会しようと思ってるから、今のうちに…」

一見すると、あなたとの関係を前向きに考えてくれているかのような、もっともらしい理由に聞こえますよね。

しかし、その裏には明確な下心が隠されています。

彼らがなぜそんなに急いでLINEに移行したがるのか？

理由は、アプリという運営の監視が効いた「公の場」から、誰にも邪魔されない「個室」へと、あなたを早く連れ出したいからです。

アプリ内でのやり取りは、万が一トラブルがあった際に、運営への通報や証拠提出が可能です。

しかし、LINEというプライベートな空間に持ち込んでしまえば、彼らはもっと大胆な要求や、しつこい連絡がしやすくなります。

また、「LINEを交換した」という事実が、二人の間に特別な親近感が生まれたかのような錯覚を生み出し、その後の要求を断りにくくさせる効果も狙っています。

誠実な男性はこう動く！

本当に真剣な男性は、あなたの安全と心情を第一に考えます。

「もう少しアプリでお話ししてからでも良いですか？その方が安心なので」とあなたが伝えれば、「もちろんです！焦らず、ゆっくりお互いを知っていきましょう」と、あなたのペースを尊重してくれるはずです。

彼らは、LINE交換を急ぐことよりも、アプリ内での丁寧なやり取りを通して、あなたとの信頼関係を築くことの方がずっと重要だと知っているからです。

夜22時以降にばかり連絡してくる

あなたとのメッセージのやり取りが、なぜかいつも夜遅い時間帯に集中していませんか？これも非常に危険な兆候です。

具体的な行動パターン

• 日中はほとんど連絡がないのに、夜22時を過ぎたあたりから「今、何してる？」とメッセージが来る。
• 深夜0時近くに「寝ちゃった？」「電話しない？声聞きたくなっちゃった」と、甘えたような連絡が来る。

彼らが夜行性なのは、単に夜型の人間だから、というわけではありません。

多くの場合、人が孤独を感じやすく、判断力が鈍る「夜」という時間帯を意図的に狙っているのです。

一日の仕事が終わり、一人でリラックスしている時間帯は、ふと人恋しくなる瞬間でもあります。

彼らはその心の隙を狙い、「寂しいんでしょ？」とばかりに近づいてきます。

また、夜遅い時間の会話は、自然とプライベートな内容や、少しきわどい話に発展しやすいことも彼らは熟知しています。

さらに言えば、日中に連絡が少ないのは、本命の彼女や奥さんと過ごしているから、という可能性も否定できません。

誠実な男性はこう動く！

真剣な男性は、あなたの生活リズムを尊重します。

連絡をくれるのは、仕事の休憩中や、帰宅後の19時〜21時頃など、常識的な時間帯が中心のはずです。

もし仕事の都合で連絡が遅くなったとしても、「遅い時間にすみません！」といった一言が必ず添えられているでしょう。

彼は、あなたの生活の中に自然に溶け込もうと努力しますが、ヤリモクは、自分の都合の良い時間（夜）にだけ、あなたを自分の世界に引き込もうとするのです。

あなたの内面に関する質問が少ない

メッセージのやり取りは、お互いの内面を知るための大切なキャッチボールです。

しかし、ヤリモク男性が投げてくるボールは、あなたの表面をかすめるだけの、非常に浅いボールばかりです。

具体的な会話のパターン

• あなたの仕事のやりがいや将来の夢、大切にしている価値観といった「あなたという人間の根幹」についての質問が全くない。
• 会話の中心が、「休みの日は何してるの？」「どこに住んでるの？」といった、デートに誘うための情報収集に終始する。
• 「写真かわいいね」「スタイルいいね」「絶対モテるでしょ」など、外見ばかりをやたらと褒めてくる。

なぜ彼らは、あなたの内面に興味を示さないのでしょうか？答えは簡単です。

彼らの目的達成に、あなたの内面は一切関係ないからです。

彼らが知りたいのは、「あなたがどんな人間か」ではなく、「あなたがどれだけ簡単に手に入りそうか」だけ。

外見を褒めちぎるのは、あなたを気分良くさせて、ガードを緩めさせるための、安易で効果的なテクニックなのです。

誠実な男性はこう動く！

真剣な男性は、未来のパートナーになるかもしれないあなたのことを、心から知りたいと思っています。

だから、あなたのプロフィールを熟読した上で、「〇〇がお好きなんですね！僕もなんですけど、特にどんなところが好きですか？」と話を深掘りしてきたり、「お仕事で大切にしていることは何ですか？」と、あなたの価値観に触れる質問をしてきたりします。

彼との会話は、あなた自身も自分のことを見つめ直すきっかけになるような、深みのあるものになるはずです。

デートの誘いが必ず「お酒」の席

いよいよデートの約束、という段階。ここでも彼らの本性は、その「誘い方」に色濃く現れます。

具体的な誘い文句

• 「はじめましてだし、まずは気軽に飲みに行かない？」
• 「ワインが美味しいお店を見つけたんだ！今度ディナーどう？」
• 「夜景が綺麗なバーを知ってるんだけど、興味ある？」

不思議なほど、最初のデートの提案が「ランチ」や「カフェ」ではなく、必ず「夜」と「お酒」がセットになっていませんか？

これは、彼らがお酒の力を利用して、目的を達成しようとしている明確な証拠です。

お酒が入れば、人は陽気になり、警戒心も緩みます。薄暗い照明やロマンチックな雰囲気は、理性を麻痺させるのに好都合。

彼らは、シラフの状態で、あなたとじっくり対話する気などさらさらないのです。

誠実な会話であなたの心を得る自信がないからこそ、お酒や雰囲気といった「飛び道具」に頼ろうとします。

誠実な男性はこう動く！

真剣な男性にとって、最初のデートは「お互いを安心して知るための場」です。

だからこそ、健全な「平日の夜に軽くお茶」や「休日のランチ」を提案してきます。

それは、あなたに余計な心配をさせず、会話そのものに集中したいという誠意の表れ。

「もしご迷惑でなければ、まずはお昼の時間に、カフェで1時間ほどお話ししませんか？」といった、あなたの負担を最大限に配慮した、紳士的な誘い方をしてくれるでしょう。

関係性が浅いのに、過度な甘い言葉を使う

まだ数回しかメッセージを交わしていないのに、まるで長年の恋人のように、甘い言葉を囁いてくる男性。

一瞬、運命の出会いかと錯覚してしまいそうになりますが、これこそが女性を沼に引きずり込む、典型的な手口です。

具体的な甘い言葉の例

• 「もう〇〇ちゃんのことで頭がいっぱいだよ」
• 「メッセージしてると、すごく癒される。早く会いたいな」
• 「こんなに話が合う人、初めてだよ。運命かもしれない」

これは「ラブボミング（愛の爆撃）」と呼ばれる、相手を意のままに操ろうとする心理テクニックの一種です。

関係性の初期段階で、過剰な愛情表現や賛辞を浴びせることで、相手の理性を麻痺させ、「自分は特別な存在なんだ」と錯覚させるのです。

人は、時間をかけて育んだ信頼関係から生まれる言葉にこそ、本当の価値を感じます。

まだお互いを何も知らないのに飛び出す甘い言葉は、中身のない、ただのインスタント食品のようなもの。

その場では美味しく感じても、あなたの心を本当に満たしてくれることはありません。

誠実な男性はこう動く！

真剣な男性の言葉には、「尊敬」と「時間」が伴います。

彼の褒め言葉は、「かわいいね」といった漠然としたものではなく、「〇〇さんの、仕事に対する真剣な考え方、本当に素敵だと思います」といった、あなたの内面に根差した、具体的で心のこもったものになるはずです。

そして、そうした言葉は、二人の関係が深まるにつれて、ゆっくりと、しかし確実に増えていきます。彼は、言葉の重みを知っているのです。

【最終防衛ライン！】初デートでヤリモクを確信する言動2選

プロフィールとメッセージという二つの関門を、うまくすり抜けてくる狡猾なヤリモクも残念ながら存在します。

しかし、ここが最後の砦。実際に顔を合わせる「初デート」では、メッセージのように言葉を取り繕うことができないため、相手の言動に本性が色濃く現れます。

ここでの見極めは、あなたの「直感」を信じることが何よりも大切です。

「なんだかおかしいな」「ちょっと怖いな」と感じる、その心のざわめきこそが、あなたを守るための最も信頼できるアラートです。

そのアラートが鳴った時に、確信を持って「この人はないな」と判断するための、決定的な言動を2つご紹介します。

初デートが「夜」「個室」「終電間際」のいずれか

デートの「場所」と「時間」の設定は、相手があなたをどう思っているかの答え合わせです。

あなたのことを大切に思っている誠実な男性は、あなたの「安全」と「安心」を何よりも優先します。

しかし、ヤリモク男性が選ぶのは、自分の目的を達成しやすい、不誠実な環境です。

具体的に警戒すべきデートプラン

なぜか初対面なのにカラオケや漫画喫茶

「歌が好きって言ってたから」「静かに話せると思って」など、もっともらしい理由をつけてきますが、初対面の相手と密室に二人きりになるのは、あまりにもリスクが高すぎます。

ドライブデート

「景色の良いところに連れて行ってあげる」という親切を装った、非常に危険なデートプランです。

車という完全な密室空間では、どこに連れて行かれるかわからず、逃げることもできません。

彼の家、もしくは家の近くでの食事

「家で映画でも見ない？」「俺の家の近くに美味しい店があるんだ」などもってのほか。

物理的に自分のテリトリーに引き込もうとする意図が明確です。

開始時間が21時以降など、終電を意識させる時間設定

これは「終電を逃してもいいよね？」という無言のプレッシャーであり、「もし終電がなくなったら、俺の家に泊まればいいよ」という、彼らが用意したシナリオへの布石です。

なぜ彼らは、このような不自然な設定をするのでしょうか？

それは、あなたを「公の目」から隔離し、お酒の力や時間的な制約を利用して、あなたが「NO」と言いづらい状況を意図的に作り出したいからです。

誠実な男性の初デートはこう違う！

本気であなたのことを知りたいと思っている男性は、平日の夜ならカフェで1時間、休日ならオープンなレストランでランチなど、「明るく」「人目があり」「短時間で切り上げられる」デートを提案してくれます。

それは、あなたに余計な警戒心を抱かせず、リラックスして会話を楽しんでほしいという、最大限の配慮と誠意の表れなのです。

不自然なボディタッチが多い

心の距離はまだ全く縮まっていないのに、やたらと体の距離を詰めてくる。

これも、ヤリモク男性が相手の反応を伺うために使う、非常に分かりやすいサインです。

具体的なNGボディタッチ

• 隣を歩いている時に、当然のように肩を組んだり、腰に手を回してきたりする。
• レストランで対面ではなく、不自然に隣の席に座り、太ももや膝に手を置いてくる。
• 会話中に「ちょっと失礼」と言いながら、髪の毛についたゴミを取るフリをして顔や首筋に触れてくる。
• 「手、冷たいね」などと言って、不必要に手を握ってくる。

彼らがなぜこのようなことをするのか？それは、あなたという人間を尊重していないからです。

彼らにとってあなたは、対等なパートナー候補ではなく、性的な対象物。

そのため、あなたの「パーソナルスペース」という心の縄張りを、土足で踏み荒らすことに何の抵抗もありません。

彼らは、あなたがボディタッチを拒絶しないか、あるいは戸惑いながらも受け入れるかを見て、「この子はいけるな」という手応えを探っています。

あなたの小さな我慢は、彼らにとっては「GOサイン」だと勘違いされてしまうのです。

誠実な男性の態度はこう違う！

本当に誠実な男性は、あなたのことを非常にデリケートな存在として、大切に扱ってくれます。

初デートで、あなたの体に軽々しく触れるようなことは決してありません。

彼が集中しているのは、あなたの目を見て、あなたの話に耳を傾け、心の距離を縮めることだからです。

彼らは、信頼関係が築けていないうちの安易な身体的接触は、相手に不快感と不信感しか与えないことを、常識として知っています。

ヤリモクに遭遇してしまった時の正しい対処法

もし「この人、怪しいな」と感じたら、ためらわずに行動してください。

はっきりと断る勇気を持つ

もし相手が、二軒目に個室のお店を提案してきたり、不必要なボディタッチをしてきたり、自宅に誘ってきたりした場合、最もやってはいけないのが「曖昧な態度」です。

「うーん、どうしようかな…」「ちょっとだけなら…」といった煮え切らない返事は、ヤリモク男性に「あと一押しすればいける！」という誤った希望を与え、彼らをさらにしつこくさせるだけです。

ここで必要なのは、議論ではありません。あなたの「帰る」という揺るぎない意思を、シンプルに、そして明確に伝えることです。

すぐに使える、鉄壁の断り文句

• （きっぱりと）「ごめんなさい、今日はここで失礼します。」
  →理由を長々と説明する必要はありません。これが最もシンプルで強力な一言です。
  
• （お店の提案に対して）「ありがとうございます。でも、そういうお店は少し苦手なので、遠慮しておきますね。」
  →相手の提案に一度感謝を示すことで、角を立てすぎずに断ることができます。
  
• （しつこく誘われたら）「明日、朝が早いので、本当に帰りますね。」
  →誰もが納得せざるを得ない、定番かつ有効な断り文句です。

大切なのは、申し訳なさそうな態度ではなく、笑顔で、しかしキッパリと言い切ること。

あなたの毅然とした態度は、彼らがそれ以上踏み込むことを防ぐ、何よりのバリアになります。

あなたの目的は、彼を説得することではなく、その場から安全に立ち去ることだけです。

すぐにフェードアウト＆ブロック・通報する

無事にその場を離れたら、それで終わりではありません。

あなたの心の平穏を取り戻し、次の素敵な出会いに進むための、最後の仕上げが残っています。

帰宅後に必ずやるべきこと

お礼のメッセージなどは一切送らない

「今日はありがとうございました」といった社交辞令のメッセージは不要です。

少しでもやり取りを続けると、相手にまだチャンスがあるかもしれないと勘違いさせてしまいます。

この時点で、あなたとその相手との関係は完全に終了です。

ためらわずに「ブロック」する

ただ連絡を無視するだけでは、相手から「どうしたの？」「何か怒ってる？」といった、あなたの罪悪感を煽るような追撃メッセージが来る可能性があります。

そうした精神的な揺さぶりから自分を守るために、ためらわずにブロック機能を使いましょう。

相手の連絡先をあなたの世界から完全に消し去ることで、心穏やかに次のステップへ進めます。

必ずアプリの運営に「通報」する

そして、これが最も重要で、勇気ある行動です。

あなたが経験したことを、必ずアプリの運営に通報してください。

「体目的の誘いを受けました」「不快な身体的接触がありました」など、具体的な事実を報告しましょう。

面倒に感じるかもしれませんが、あなたのその数分の行動が、次の被害者を生むことを防ぎます。

真剣な婚活の場を守り、他の女性があなたと同じような嫌な思いをしないようにするための、非常に価値ある行動なのです。

優良なアプリほど、こうした通報を真摯に受け止め、厳格に対処してくれます。

これらの行動は、決して冷たいものではなく、自分の尊厳を守り、より良い出会いのためのスペースを心の中に作るための、前向きで力強いステップなのです。

まとめ：自分を守る知識が、最高の出会いを引き寄せる

婚活アプリに潜むヤリモクの男性は、残念ながら一定数存在します。

しかし、彼らの手口や特徴を知っておけば、事前に見抜き、回避することは十分に可能です。

プロフィール、メッセージ、デートの各段階で、今回ご紹介したチェックリストを冷静に当てはめてみてください。

「怪しい」と感じるあなたの直感は、きっと間違っていません。

不誠実な相手を見抜く「離れる勇気」を持つことが、結果的にあなたの貴重な時間を守り、本当に誠実で素敵なパートナーとの出会いを引き寄せることに繋がるのです。

＞＞真剣度の高い婚活アプリをチェックする